足裏やかかとに角質が溜まる原因
硬くなって、乾燥しているようにも見える足裏やかかとの角質。角質が溜まりやすい大きな原因があるのです。
体が防御反応を起こしている
足は常に全身の体重を受け止めて支えている部分なので、全身の負担と刺激から肌を守ろうとして、角質が硬くなってしまいます。また、特に足の裏は、ほかのパーツと比べて皮膚が厚くなりやすいのです。
乾燥も原因に
また、角質肥厚の原因のひとつとなるのが、乾燥です。足の裏には皮脂腺がありません。そのため、皮膚を保護するものがなくなり、乾燥しやすくなってしまうのです。また、皮膚は乾燥することによって厚くなる性質がありますので、そのままにしておくと、がさがさになったり、かちかちに硬くなってしまいます。
角質をそのままにしているとどうなる?
足の裏に角質が溜まったからといって問題はあるのでしょうか。実はよくある足のトラブルとも関係が…
角質をそのままにしていると一番起きやすいトラブルは、ニオイ!
足の裏には背中の5~10倍ぐらいの汗腺があり、とても汗をかきやすいのです。一般的に汗をかくと、皮膚にもともと住んでいる常在菌が汗を分解することになるのですが、そのときに嫌なニオイの原因をつくり出してしまい、溜め込んだ角質と混ざることでニオイが発生してしまいます。女性の場合、靴下よりも汗を吸わないストッキングを着用する機会が多いと思いますが、そうなると余計に蒸れて菌が増えやすくなるのです。
保湿すればいいの?
クリームなどで保湿をすることでケアできますが、すでに厚くなってしまった角質は水分が浸透しにくいのです。角質除去をする必要があります。角質除去・ケアには様々な方法があり、セルフでできるケア用品も豊富。ピーリングクリームでくるくるとマッサージするように除去したり、パックではがすように除去する方法などが一般的ですが、肌に合わない場合もあるので注意が必要です。即効性を求めるなら、やすりのような道具で角質をかきとる方法もあります。
削りすぎに注意!!
バスタイム中のふやけた角質をヤスリで削ると、角質を除去しすぎてしまい、逆に角質を厚くする原因にもなってしまいます。
そこで、サロンでの角質ケアも視野に入れてみませんか。スクラブややすりで優しく角質を取り、爪周りの硬い角質にはマシンを使ったケアを。自宅ではできないきめ細やかなケアを体験いただけます。
ひび割れたかかとも、つるすべに
ガサガサ、ひび割れたかかともサロンケアでここまで見違えます。手触りもきめ細くさらさらしっとり。乾燥している冬こそケアを始めてみてはいかがでしょうか。